【営業マン必見】営業に向いている人ってどんな人?営業マンに必要な基本スキル5選
「営業」という仕事に対してどのようなイメージが浮かぶでしょうか?
これから営業職に就く方は、どのような仕事なのか、またどのようなスキルが必要なのかイメージできずに漠然とした不安を感じているかもしれません。
この記事では、顧客を直接訪問するスタイルの営業に向いている人とはどのような人かをお伝えしながら、基本的かつ誰にでも実践可能な5つのスキルについてご紹介します。
営業の主な仕事内容とは?
営業の目的は、顧客へ自社商材の売り込みを行い、契約を締結することです。商材とは、「物」だけに限らず、例えば保険のように「サービスなど」もあります。
契約の件数を増やすことはもちろんですが、顧客との長期契約を結ぶことも重要な仕事です。
営業に向いている人その1 体力とスケジュール管理
体力とスケジュール管理は現代社会において多くの職種で求められることではありますが、営業職においても必要不可欠です。
そして営業の仕事は単純に、約束を取り付けた相手のところに時間通りに行けばいいというだけではありません。
一定の期間内に複数の商談になることが多くなりますので、例えば2つの商談の時間が重なってしまったなどのトラブルが起きてしまうと会社の信用を落としてしまうことになりかねません。
そのようなことが起きないためには、余裕を持ったスケジュール管理が重要です。
外回りをするための体力
営業といえば、顧客のもとに足を運ぶことが第一で、そのための体力が必要です。
夏の暑さや冬の寒さ、さらに天候のいい時ばかりではありません。
車などを利用するだけではなく、自分の足で歩くことは必ず必要になります。
また、商談に必要な商材はもちろん、パソコンや資料などを安全に運ぶためにも体力は必要なのです。
効率よく仕事をするためのスケジュール管理
より多くの商談をこなすためにスケジュールを詰めてしまうことがあるかもしれません。
しかし、余裕のないスケジュールを立ててしまうと、大きな失敗に繋がってしまうことがあります。
資料作成やトークスクリプトなどの準備期間、商談の日時調整、異動時間、そして合間には休憩時間なども入れなければ効率的な仕事ができません。
また、休憩による体力の回復もしっかりとスケジュールしましょう。
営業に向いている人の特徴その2 スムーズな商談のためのパソコンスキル
例えば商談の内容を記録として残すために、会話をしながら商談内容を素早く入力することが必要なこともあります。
更に予めわかりやすい資料やコンテンツなどを作成しておくことで、商談時にそれらをスムーズに操作することがよりよい商談に繋がります。
必要なものをサクっと開いて見やすく表示する
プレゼン資料や動画によるコンテンツなどを画面で共有しながら説明に入ることでわかりやすく商材の魅力を伝えることができます。
その時に画面を開くなどのスムーズな操作ができないと商談のテンポも悪くなってしまうことにもなり、顧客への印象が悪くなることや購買意欲を低下させてしまうことになります。ファイルの保存先などを把握してすぐに開くことと、画面の見やすさも意識しましょう。
営業に向いている人その3 トークスキルとコミュニケーションスキル
営業にとって最も必要なものと言っても過言ではないものとして、トークスキルとコミュニケーションスキルが挙げられます。
その理由は、自社商材の売り込みをするうえで、営業トークスキルと顧客とのコミュニケーションスキルは連動するものであると言えるからです。
特にお互いに初対面という場面においては、商材を売り込むだけでなく、自己紹介や季節、天気などに触れてアイスブレイクし、緊張をほぐすことも重要です。
自社商材の魅力をわかりやすく伝えて売り込む
自社商材の売り込みをするうえで魅力を伝えることは大切ですが、だらだらと話しても相手によい印象を与えることはできません。
あらかじめトークスクリプトを作成し頭に入れたうえで、資料と連動しながら簡潔に説明できるとよいでしょう。
顧客のニーズを把握し的確な提案をする
自分が一方的に話をするだけでは契約を取ることはできません。
顧客側の話を聞き、ニーズを把握するヒアリングによるコミュニケーションも重要です。
顧客がどのようなものを求めているかによって、それに合った商品や契約プランを提案することが必要になります。
営業に向いている人その4 粘り強さと気持ちの切り替え
営業といえば、ノルマがつきものとなる仕事です。
時には思うように契約が取れないということもあるかもしれません。
そのような時に粘り強く、そして気持ちを切り替えながら仕事ができるかどうかがポイントになります。
契約を勝ち取るための粘り強さ
営業職は契約を勝ち取ってこその仕事です。
商談にはこぎつけたけれど、相手から断られてしまうこともありますが、時には粘り強くアポイントを取り、再度商談の約束を取ることも必要です。
その際には、同じ内容の商材だけではなく、顧客のニーズに合ったものが用意できないかなどを検討して商談に望むこともいいかもしれません。
失敗を次にいかすための気持ちの切り替え
何度かアタックしたけれど契約を取れなかったという時に、気持ちが沈んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、次の営業先へ向かわなければならない時には気持ちの切り替えが必要になります。
商談を振り返ることで見直しをすることがひとつの方法ですが、全てがダメだったと思わずに自分に足りなかったことなどを振り返ることが大切です。
トークスクリプトを見直し修正することも大切ですが、顧客のニーズにどうしても合わないということもありますので、自分の営業スキルの問題だけではないかもしれません。
気持ちを切り替えて次の商談の準備ができるといいでしょう。
営業に向いている人その5 「報告」「連絡」「相談」などの情報共有
「報告」「連絡」「相談」というものは、どのような仕事においても欠かせないことではありますが、単独行動の多い営業にとっての重要性を解説します。
単独行動の多い営業において情報共有が必要な理由
商談の内容や進行状況の報告をすることで上司の指示を仰ぐことが必要なことがあります。
また、新型コロナウイルスの影響により、非対面によるオンライン商談が好まれることもありますので、必要に応じて他部署との連携を図るための情報共有が必要です。
【 まとめ部分 】
いかがでしたか?ここまで、営業に向いている人に共通する5つの項目から、営業マンにとって必要なスキルを紹介してきました。
その1 体力とスケジュール管理
その2 トークスキルとコミュニケーションスキル
その3 スムーズな商談のためのパソコンスキル
その4 粘り強さと気持ちの切り替え
その5 「報告」「連絡」「相談」などの情報共有
ご紹介した5つは誰でも実践が可能なことですので、難しく考えすぎずに取り組んでみていただきたいです。
少し苦手に感じる人もいるかもしれませんが、日々の練習や経験を積むことでできるようになることもありますので、まずはチャレンジしてみることが大切です。