就労継続支援A型には、利用者に仕事の指示を行い体調面を管理する「生活支援員」と呼ばれている人達がいます。

主な仕事は、施設を利用している障がい者に接しながら、生活能力向上や生産活動面でのサポートをすることです。

全てのことを手伝うのではなく、利用者が持つ短所と長所を判断した上で、利用者の能力を伸ばしていくことを目標としています。

今回の記事では就労継続支援A型で働く生活支援員がどんな仕事をしているのかを紹介します。

生活支援員の仕事

就労継続支援A型の生活支援員の仕事は、地域活動支援センターやデイサービスと違い「就労」の面に力を入れているところです。

日常生活面での健康管理や相談を通して、将来企業への「就職」に繋げることができるようにサポートします。

また、実際に「仕事」を利用者に提供することで、利用者の得意・不得意を判断し、どんな仕事だったら力を伸ばしていけるのかを判断し、実行していきます。

更に、就職した後も、ちゃんと企業で働けるようにサポートしていく「定着支援」を行って入る事業所もあります。

生活支援員の給与

生活支援員の給与はいくらくらいになるのか。2017年に厚生労働省が実施した調査によると平均給与は常勤で31万円、非常勤だと23万円前後です。

ちなみに新卒の月収は約19~20万円となっております。

新卒よりも少し上なので、給与面はあまり良くないのが現状です。

だからこそ、転職せずに生活支援員としてやっていこうと思ったら、資格をとるか、責任者になって待遇を良くしていく必要があります。

「経験と勉強」が強く影響してくる職種でもあるのです。

生活支援員になる条件

生活支援員になるために、特別な資格や経歴は基本必要ではありません

ただ、障がい者に深く関わることになるので、一人一人の障害を理解して支援していくためにも、ある程度の「福祉」に関する知識が求められます

だからこそ、最初の内は無資格・無知識でも、仕事の内容に応じて「社会福祉主事任用資格、社会福祉士」の資格を取る人が多いです。

障がいに関する相談や対策を利用者から求められてくる場合、経験だけではなく、ある程度の知識が必要だからこそ資格を取ります。

生活支援員のやりがい

生活支援員になる動機のほとんどが「誰かの役に立っていることを実感したい」ことです。「ありがとう」の言葉で、仕事に対して誇りを持ったり次のステップに繋げていくのです。

しかし、やりがいは個人によって様々です。

そこで、A型作業所で働いている生活支援員のやりがいで多く挙げられるのは「就労へのアプローチ」ができたことです。

実際に企業への就職は勿論ですが、仕事に対する能力や意欲が上がってきたことを感じると、生活支援員の仕事に意味があったのだと実感できます。

生活支援員の今後を考えるにあたって「障がい福祉計画」の存在は大きいです。

分かりやすく説明すると障がい者を支援する施策の整備について記したものです。そして、計画は今後拡大する見込みとなっております。

内容が複雑になっていくからこそ、より質の高いサービスを提供する人材が福祉業界では求められてきます。

そして、生活支援員はスキルアップと幅広い知識の獲得を求められてくるのです。

時代の変化に対応して、臨機応変に働ける人材が今後ますます必要となっていきます。

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