【SNSマーケティング − 実例】facebookを使った新規会員獲得
婚活アプリ・競合他社と差別化を図った新規会員獲得戦略
企業情報
- 都道府県:滋賀県
- 業種業態:結婚相談所
- スタッフ:社長、カウンセラー、事務担当の計3名
結婚相談事業者が抱えていた課題
結婚相談事業を営むY社は社長、カウンセリング担当、事務担当の計3名で運営している小規模な地域密着型の結婚相談所です。
Y社が掲げる経営課題は「競合他社と差別化できる新規会員獲得率アップ」でした。
近年、大手結婚情報サービスの増加や、婚活、恋活マッチングアプリなどの普及により、Y社のような小規模結婚相談所の新規会員獲得は以前より厳しい状況にさらされています。
激化する婚活ビジネス市場において、Y社が現在も多くの会員様に支えられているのは大手やマッチングアプリに決してできない「会員様へのきめ細かなサービス」です。
しかし、Y社がこれまで主軸にしていたご紹介以外の、HP、ブログなどの集客方法ではgoogleでの検索上位が上がりにくく、大手競合他社や婚活アプリのサイトに埋もれてしまい、成果に繋がりにくいのが悩みのタネでした。
そこでY社の社長は何とかこの状況から脱却するべく、Webマーケティング事業を専門に行うD社に「小規模結婚相談所に合った、低コストでできる新たな集客方法」の相談をもちかけたのです。
結婚相談事業者はどのようなSNSマーケティングを行ったか
D社はY社の地元密着型、きめ細かさの特性を生かせる手段として、「Facebook」を使った集客方法を提案しました。
まずは、Facebook上にY社のビジネスページを開設し、フォロワー集めと同時に婚活を行っている男女に有益となるプロならではのアドバイスを2日に1回のペースで新規記事の投稿を行うことからスタート。
さらに、ご紹介獲得のため婚活以外の地元開催イベントへの参加、告知を通して地域の皆様とのコミュニケーションを図るツールとしてもFacebookを随時活用しました。
次はFacebook広告の運用です。
ブログやHPにないFacebook広告最大のメリットは、対象者の住んでいる地域、年齢、既婚、未婚、職業など配信ターゲットを細かく絞り込めることです。
そこで1日¥1,000と広告予算を決め、地元や隣県に住む独身男女に向けて自社が行う自慢のサービス「ファッション雑誌風のお見合い写真」撮影風景の動画付広告を配信しました。
結婚相談事業者がFacebookを活用してどのような効果が出たか
効果が表れ始めたのは2ヵ月が過ぎようとした頃です。
当初1ヵ月はなかなか問い合わせ件数が伸びませんでしたが、2ヵ月目も終盤に差し掛かった頃、公式メッセンジャーからの問い合わせが1日に2~3件ペースで増えるようになり、HPやブログと比較すると、たった2ヵ月で8倍以上の費用対効果となったのです。
3ヵ月目以降には地道にFacebookに投稿していた記事内容に共感した大手同業他社やマッチングアプリの婚活でうまくいかなかったお客様がお問合せをくださるようになり、以前より「入会意欲の高い」新規会員様が増えたため、成約率が導入前の5倍まで伸ばすことができました。
結婚相談事業者がSNSマーケティングを実感した本音
Y社の社長からは、「本当にありがとうございます!Facebookはまるで結婚相談事業者のためにあるようなSNSです!」とお礼の言葉を頂きましたが、実は社長がお喜びになっていたのはこれだけではなかったようです。
Facebookによるターゲットを絞った集客が成功したことでカウンセリング~入会の時間と手間が大幅に削減でき、相談所の総合的な業務効率化に繋がったことが広告費用をはるかに上回る価値に繋がったとおっしゃっていただきました。