こんにちは。

発達障害(注意欠如多動症・自閉スペクトラム症)と診断されて3年が経つ、はまーと申します。

今回は、私が障害を抱えていながらも、実際に工夫して取り組んだことを経験談形式で、お話しできればと思います。

よろしくお願いいたします。


私の発達障害の概要

私が発達障害の診断を受けて、主にどのような障害と症状があるかをご説明させていただければと思います。

ADHD(注意欠如多動症)

注意欠如多動症とは、物忘れや不注意(ちょっとしたミス)が目立つ症状です。

多動の部分に関しては、落ち着きのなさや、じっと座っていられないことが症状として定義されています。

私の場合は、ケアレスミスが目立ち、上司から激しく叱責されたこともあります。

その結果、職場の同僚の間で噂され、退職を余儀なくされたことも多々あります。

どのような人にも不注意はあるかと思いますが、不注意が極端に表れてしまい、仕事にも支障がでてしまうところが、障害として判断される材料になると感じております。

ASD(自閉スペクトラム症)

知的障害を伴わない自閉症の一種で、対人関係やマルチタスク(例:電話を取りながらメモを取る行為など)などに支障が表れやすいです。

こだわりが強くでてしまい、同じ食べ物を1か月ずっと食べ続ける方もいらっしゃいます。

その中でも私は、幼稚園の頃から人との関わり方が分からず、1人でずっと砂場遊びをしていたと母から聞いています。

あまりに人との関りができなかった為、小児科の先生や幼稚園の先生から療育センターの検査を勧められたほどです。

その為か、人の気持ちを読み取ることが難しく、思ったことをそのまま話してしまい、トラブルに発展したこともあります。

私の場合はこのように対人関係で支障をきたしやすい部分が自閉スペクトラム症の診断になったようです。

会社で働くときに取り組んだこと

ここまで、私が抱えている障害についてご説明させていただきました。

社会に出ると、困ることがたくさんありましたが、入社して私が取り組んだことが1つあります。

 それは、「自分のできること、できないこと」を、会社に伝える事です。

元々物をなくすことが多かった私は、会社の所有物まで頻繁になくすようになります。

当たり前ですが、上司からひどく叱責され、自分で自分を追い詰めることが多々ありました。

職場の人間関係に関しては、報告連絡相談をうまく行えないために、陰口を叩かれることも多々ありました。

「なんでこんなこともできないのか」

「なんで同じミスばかり繰り返すんだ。やる気はあるのか。」

このように何度も言われてしまい、自分を追い詰める日々でした。

そこで、既に自分自身が発達障害の診断を受けていることを、上司に話して、自分の「できること・できないこと」を具体的にメモに書いて伝えました。

そこから、働き方の工夫をしてくれたと感じています。

会社の所有物の管理に関しては、他の社員が担当することになりました。

報告連絡相談に関しては、口頭ではなく、紙ベースでまとめて伝える事で分かりやすく業務の相談などを行えるようになったと感じております。

また、普段の業務では、マルチタスク(同時進行の仕事)が他の人に比べて苦手だったので、1つの業務を終わらせたら、次の業務に取り組むように自分でタスク分けして仕事に取り組みました。

最初は、なかなか理解を得られない部分もありましたが、「できること・できないこと」をこのように洗い出して相手に伝える事で、酷く怒られることも少なくなっていきました。

環境の配慮や、仕事の仕方に関して改めて考え直してくれることもあり、末永く働くことができていると感じます。

まとめ【障害を抱えて働いている私から】

今回は、私が会社で働いていた時に取り組んだことをお話しさせていただきました。

得意不得意は誰にでもありますが、周りのフォローを素直に受けることが障害を抱えている私にとっては必要だと感じています。

発達障害の特性上、「できる・できない」の開きは非常に大きいものです。

だからこそ、素直に周りのフォローを受けることが、1人1人多様な働き方ができると思います。

障害を抱えながら働くことは、たやすいことではありません。

しかし、働くときに素直に自分のことを話すことが、環境の配慮を得られやすくなる材料になります。

是非、「できること・できないこと」を明確に伝えることを大切にされて下さい。

本記事について

本記事は、弊社のパートナーである、はまー様から寄稿いただきました。
仕事をする上で発達障害に苦しみながらも、受け入れてくれる会社や職場の仲間について教えていただきました。