SNSというメディアは、幅広い年齢層から様々な用途で使用されています。
中でも、SNSをビジネス利用する企業や個人事業主が多く見受けられます
例えば、TwitterやInstagramで広告を頻繁に見かけることやDM(ダイレクトメッセージ)にて個人から営業を受けたという経験をした方も多いではないでしょうか?

今回はそんな、Instagramの他のSNSに比べた特徴と、Instagramを使ったマーケティングの活用法を解説していきます。

Instagramでのマーケティング活用

他のSNSと比較したInstagramの特徴

現在の世の中で多くの方が使用しているSNSといえば、TwitterやFacebookなどがあります。
また、コミュニケーションが主な用途ではありますが、LINEもSNSとしてカウントされています。
これらのSNSとInstagramの違いは、大きく分けて3つあります。

投稿形式

1つ目の違いは、使い道です。

Twitterと比較してみると明確ですが、文章を発信するTwitterと比べて、Instagramは「写真・動画」を投稿することがメインです(逆に文章のみの投稿ができません)。
私がよく目にする投稿は、旅行に行った際に撮影する観光スポットの投稿やオシャレなレストランでの食べ物の投稿、身の回りで起こった些細な出来事の投稿などです。

また、24時間限定で、ユーザーが自身の状況を気軽に投稿できる「ストーリー」という機能も付いていることが特徴的です。

年齢層

2つ目の特徴は、ユーザーの年齢層です。

Instagramを使用するユーザーの年齢層は20代前半〜20代後半で、中でも、大学生のユーザーが多いというデータがあります。
TwitterやFacebookと比べて、Instagramでは「インスタ映え」を目的として使用する女性が多いため、比較的オシャレな投稿を目にします。

中でも、投稿がオシャレすぎて、アパレル業界や飲食業界からのオファーで、Instagram内でインフルエンサーとして活動する「インスタグラマー」と呼ばれる方もいます。
こういった方は、著名人を除けば、大体高校生や大学生の若い方が大半です。

拡散性

Instagramを運営する上で知っておくべき最後の特徴は、拡散性の低さです。

Twitterでのリツイート機能や、Facebookでのシェア機能といった共有機能を使うことで、投稿を拡散させることが可能ですが、Instagramにはそういった機能がありません。

そのため、投稿をバズらせる(爆発的に拡散させる)には、フォロワーの獲得といった地道な努力が必要になります。
最近では、ストーリーを利用して、他人の投稿をシェアできるようになりましたが、それでも他のSNSと比較しても、拡散性は低いでしょう。

以上、Instagramと他のSNSの違いを、「投稿形式」「年齢層」「拡散性」の観点から解説しました。

Instagramの活用方法 4つの観点

続いては、Instagramの活用方法を4つの観点から解説していきます。

【1】運用の目的とKPI

Instagramを運用する上で、「ユーザーの興味関心を惹きたい」「フォロワーをとにかく増やしたい」といった目的があるはずです。
こうした目的を実現するために、KPIを設定する必要があります。

突然難しい用語を使いましたが、KPIとは、日本語に訳すと「重要業績評価指数」といい、業務を進める上で、達成度合いを具体的な数値で測定し、目標に対してどのくらい進捗しているのかが分かる指標のことです。

これらの、目的をもった運用と、KPIを定めた運用を、個人ないしチームで共通の認識をもって運用することが成功の鍵と考えています。

【2】KPIを設定する

目的を明確にしたら、次はKPIを設定します。Instagramを運営する上では、細かく分けて4つのKPIを用いて測ることが多いです。

「フォロワー数」

フォロワー数は、最も目に見えるKPIです。現在、自身のアカウントがどのぐらいの人に認知されているかが把握できます。

「エンゲージメント」

エンゲージメントは、いいねやコメント、保存といった、いわばフォロワーの反応を数値化したものになります。

いいね数は、ユーザーが自身のコンテンツをどれだけポジティブに受け入れているかを示す指標です。

コメントは、ユーザーが自身の投稿に対して、意見や質問ができる機能で、これらに返答すれば、ユーザーとコミュニケーションをとることができます。

保存数は、どのぐらいのユーザーが自身の投稿をもう一度見たいかを示す指標です。

自身の商品を販売している投稿に対する保存数=ユーザーの購買意欲というふうに捉えることができます。

「ハッシュタグ投稿数」

ハッシュタグ投稿は、自身のブランドや商品に関連するハッシュタグがついた投稿のことです。
ハッシュタグ投稿数が多ければ多いほど、多くのユーザーに認知されているということになります。

自身のコンテンツを拡散できる効率のいい機能でしょう。
ポジティブなハッシュタグ投稿が増えレバ、ユーザーの印象も良くなり、購買の後押しに繋がります。

「リーチ数」

自身の投稿にたどりついたユーザーの数を表す指数です。
よくインプレッションと間違えられますが、1人が3回自分の投稿を見れば、リーチ数1、インプレッション3というふうになります。

同じ人に繰り返し投稿を見られるより、異なる人に見られた方がいいですよね。
だからこそ、インプレッション<リーチ数でKPIを設定する方が良いでしょう。

【3】運用方針の検討

KPIを設定したら、それを達成するための運用方針を考えましょう。
運用方針で決めておくべきことは「コンテンツテーマ」「投稿頻度」「投稿スケジュール」の3つです。
一つずつ見ていきましょう。

「コンテンツテーマ」

Instagramを運用していく上で、コンテンツの中身がとても大事になります。
自社商品や自社ブランドをひたすら宣伝するような投稿をしても、ユーザーは興味を持ちません。
必ず、どういったコンテンツを投稿するのか定めておきましょう。

「投稿頻度」

自身の投稿を認知してもらうには、投稿頻度が多いに越したことはありません。
ただし、ユーザーが興味を持たないような質の低いコンテンツを投稿しても、逆効果になってしまいます。
そのため、コンテンツテーマに沿ったコンテンツを投稿できる頻度を定めておきましょう。

「投稿スケジュール」

Instagramのインサイト機能を使えば、ユーザーが自身の投稿な何曜日の何時に見たかというデータが見れます。
このデータをもとに、投稿時間と曜日を定めて投稿をしましょう。
ちなみに、一般的に21時前後がゴールデンタイムになるケースが多いです。

【4】コンテンツの見せ方

最後に、どのようにコンテンツを見せるかについて解説します。
ここでは、「ポスト」と「ストーリー」に分けて投稿内容を分けて発信する見せ方をご紹介します。
ポストとストーリーの投稿内容の違いとしては、世界観を発信するか、実用的な情報を発信するかの違いだけです。
例えば、飲食業ですと、ポストが提供料理をオシャレに撮影して世界観をアピールし、ストーリーでは営業時間やクーポン等を配信する、といった感じです。

ポストの世界観に魅了されてフォローしたユーザーが、ポストの中にセール情報等を見てしまうと、ネガティブな印象を抱いてしまう可能性があります。
そこで、ポストは世界観の発信、ストーリーズは営業情報の発信と、上手く分けて投稿する方が良いでしょう。
私が個人的に参考になるなと思ったアカウントが「東京メトロさん」と「NIKEさん」ですので、ぜひ見てみてください。

目的を持ってKPIを定めることが重要

Instagramの基礎的なマーケティング方法をいくつかご紹介しました。

Instagramで成功するには、決まった正解はなく、しっかりとしたマーケティング計画と継続力が重要です。
業界によって様々なマーケティング方法がありますので、目的をもってKPIを定めていきましょう。

利益ばかりに目をくらませず、ユーザーに寄り添う形でInstagramを運用していきましょう。