工場の生産現場などの交替制勤務において、障害のある社員を深夜のローテーションに組み入れる場合
小嶋翔
株式会社アウロンパートナーズ
障害のある社員でも担当業務によっては国内・国外を問わず出張の可能性が多くあると考えられます。
そのとき障害のない社員と同様に対応することは本人にとって経験領域が広がり、育成の機会にもなります。
障害の状況によっても個人差はありますが、障害があるから無理だろうと決めつけず、本人に可否を確認して対応を決めるとよいでしょう。
日常生活のなかでも旅行などで問題なく過ごしている人は多いので、遠慮せずに本人と話し合いをすることが大切です。
話し合う際には、必要なサポートについても確認するとよいでしょう。
必要なサポートや配慮は、障害の種類によって異なります。
以下に一般的に役立つと思われる例をあげておきますので、企業の負担できる範囲での対応を検討するうえで参考にしてください。