SNSマーケティングを学ぶためのおすすめの5冊
SNSマーケティングを学ぶ方法は実に色々あります。
最新の情報を元に学ぶのであればやはりネットがいいのですが、正しい情報なのか、誤った情報なのかを見極めるネットリテラシーが必要になってきます。
では、確実性と信頼性を伴う情報を集めるにはどうすればいいのでしょうか?
SNSマーケティングを学ぶためのおすすめの5冊
確実性と信頼性を伴う情報を集める一番いい方法は本でしょう。
本は、専門家によって執筆されており、確実性と信頼性を帯びている媒体です。ですので、初めは本を用いてSNSマーケティングを学ぶのがおすすめです。
今回は、SNSマーケティングを学ぶ上での本の選び方と、おすすめの本を5冊ご紹介します。
SNSマーケティングの本の選び方
自分のレベルに合った本を選ぶ
大前提として、ご自身のSNSの知識がどの程度か、マーケティングスキルがどのレベルにあるのかという自己分析をした上で、ご自身に合った本を選びましょう。
ここで誤った本を選んでしまうと、お金と時間が奪われる状況になりかねません。
周りの意見を参考にして選ぶ
ご自身のSNSに関する知識やマーケティングスキルに合う本がわからない場合は、該当する分野に詳しい友人や職場の上司や同僚に選んでもらうことも良いでしょう。
読み終わった後も、紹介してくれた方に、内容を話すと、内容の再確認とともに知識のアウトプットにも繋がるので効果的です。
本屋の人気ランキングを参考にしてみる
本屋の人気ランキングを参考にして見てください。
本屋の社員さんは、様々な読者のレビューをもとにランキングを作成していますので、かなり参考になります。
本屋に行くのが大変な方は、Amazonなどのネット書店でも全然OKです。
Amazonは元々、本をネットで販売する事業でしたので、ランキングは非常に参考になりますし、ご自身で他の読者のレビューを確認することもできます。
表紙を見て選ぶ
最終手段、というわけではないのですが、見た目で本を選ぶという方法もあります。
SNSマーケティングの本は結構出版されていますが、表紙のデザインが凝っているものが非常に多いです。
ですので、本のレベル(入門書や応用書)の区別が付かず、正直どれを手にすればいいか分からない場合は、表紙で決めてしまうという手もあります。
オススメのマーケティング本:5選
1. デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール(翔泳社)
SNSの使い分けがわからない、何を書いたら良いかわからない、フォロワーやいいね数を増やしたいといった初歩的な問題を、Facebook、Twitter、Instagram、LINEの4つのメディアを活用しながら解説されています。
また、目標設定方法やコンテンツの制作方法、効果分析の方法、炎上対策といった具体的なSNSの運用方法や、KPI(重要業績評価指標)の立て方、企画の立て方といったマーケティングの関する実用的な部分についても書かれています。
2.SNSマーケティングのやさしい教科書。Facebook・Twitter・Instagram-つながりでビジネスを加速する技術(エムディエヌコーポレーション)
コストをかけずにSNSマーケティングで効果を出すことをメインに、図やグラフを交えて解説されています。
基本・導入・運用・分析・活用・広告・事例の7段階に分かれているので、初心者でもわかりやすく読めるのが特徴です。また、FacebookやTwitter、Instagramなどの王道メディアや、Snapchat、Pinterestなどの娯楽用メディアのマーケティングの活用について、1章ずつ詳しく解説されています。著者が実績のあるコンサルティング会社なので、内容が信頼できるという読者の声もあります。
3. いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本 人気講師が教える「魅せるマーケ」勝利の法則(インプレス)
Instagramを使ったマーケティングに特化したいのであれば、この一冊が一番いいでしょう。
特に、アパレルや化粧品、食品といった業界の戦略が記載されているので、これらの業界に該当している方やインスタグラマーになりたい方はより参考になると思います。プロフィールの自己紹介文の書き方や投稿の工夫だけではなく、#(ハッシュタグ)やショッピング機能、インフルエンサーマーケティングや広告機能についても詳しく触れています。著者も学生の頃に海外に向けたInstagramマーケティングを使ったアパレル事業で成功を収めているので、とても参考になります。
4. 結果が出る「SNSマーケティング」てっぱん法則(扶桑社)
有名テレビ局の海外ページのいいね数を1週間で1万人から7万人に、大企業の公式Twitterへのアクセス数を1ヶ月で3倍、フォロワー数を41倍に、大手外資メーカーのSNSインプレッション数を3ヶ月で12倍にした方法が記されています。
著者は、プロモーション代行事業やコンサルティング事業を担っている株式会社XROSSOVERのCEOである森寛弘が、過去の実績を紹介しながら、具体的にどのようなマーケティング戦略を取るかを解説しています。
実績を記しているからこそ、読者が信頼して読むことができる一冊です。
TTP(徹底的にパクる)が得意な方はすぐに効果が出ると思います。
5. 爆発的ヒットは“想い”から生まれる〜SNSから始める新しい時代のマーケティング(大和書房)
最後にご紹介する本は、SNSマーケティングだけではなく、メディア業界やコンサルティング業界などのあらゆる分野で通用するマーケティングに関する大切な考え方のヒントをくれる一冊です。
マーケティングの初歩的なことから応用まで記されており、かの有名な連続ドラマ「逃げ恥」や、一時期話題が沸騰した映画「カメラを止めるな」など、口コミによってヒットする法則についても解説されています。
著者は、大手自動車メーカーや公共交通機関、有名テレビ局などのメディアコンサルティングを担当していたこともあり、TCC(Tokyo Copywriters Club)新人賞を受賞されているなど、コピーライターとしても活躍されています。
アウトプットを忘れずに!
ここまで、SNSマーケティングに関する本の探し方や、実際に私が読んで是非皆様にも手に取って頂きたい本を5冊ご紹介しました。
ご紹介した書籍5冊は、SNSを運用し始めたばかりで何をすればいいか分からないような方から、運用していく上で壁に当たっている方への課題解決となるようなものばかりです。
しかし、読むだけで終わってはいけません。
本に書かれた内容をそのまま実践したり、自分なりにアレンジして活かしたりと、しっかりとアウトプットをすることで初めて結果に繋がるのです。
皆様の、今後のSNS運用で成功することを心より願っております。