【利用者向け】就労継続支援A型を仕事内容
就労継続支援A型事業所と就労継続支援B型事業所はどう違うのでしょう。
その決定的な違いは、「雇用契約を結ぶのがA型事業所」という点です。つまり、A型事業所の利用者でもあり、A型事業所の労働者でもあるのです。
では、A型事業所ではどのような仕事があるのでしょうか。
B型事業所であれば単純作業(軽作業系)がメインの事業所が多いようですが、A型事業所の仕事は多岐にわたります。
「そんな仕事もあるんですか?」と驚くような仕事もあります。では、A型事業所の仕事の数々をご紹介します。
アップグレード情報
就労継続支援A型の仕事:パソコンを使う作業
就労継続支援A型の仕事内容−パソコン利用①:データ入力
アンケートの集計や名刺などの紙に書かれたデータをパソコンに入力する作業です。
早く入力しようとして焦ってミスをしてしまうより、ゆっくりでも正確に入力するほうが結果早く終るので、丁寧な仕事を要求されます。
就労継続支援A型の仕事内容−パソコン利用②:事務作業
- 「書類作成・処理・整理(ファイリング)」
- 「伝票処理」
- 「雑務(清掃・コピー等)」
- 「備品管理・発注」
など、一般的な事務作業を任されることもあります。ですが、エクセル関数などが使えなくてもできる作業が大半です。
就労継続支援A型の仕事内容−パソコン利用③:その他パソコンを使った仕事
その他にも、デザインの仕事や記事制作など、一般的ではないけどこんなことがパソコンで作れます。といった特技があると、あなた限定の仕事を割り振られることもあります。
就労継続支援A型の仕事:軽作業
就労継続支援A型の仕事内容−軽作業①:商品管理
荷受け・検品・梱包・ラベル貼り・計量など、いわゆる「倉庫内軽作業」に当たる作業を行います。身体を使う仕事が得意な人におすすめです。そしてちょっとしたことでミスが発生しやすいのでチームワークも大切になります。
就労継続支援A型の仕事内容−軽作業②:発注作業
取引連絡から発送までを管理する作業です。
誤配送をしないように細心の注意を払うのはもちろんですが、お客様に届けるものを扱うので、シール貼りから梱包など、丁寧に仕上げて発送する心配りが必要になるお仕事です。
就労継続支援A型の仕事:店舗による作業
就労継続支援A型の仕事内容−店舗作業①:工場への出向
パンやクッキーなどの食べ物から、せともの、石鹸、野菜など、手作り感満載のものづくりを行う作業です。
こだわりの一品が出来上がったときの達成感は、何物にも代えがたいです。
就労継続支援A型の仕事内容−店舗作業②:飲食店等で接客
A型事業所そのものが店舗になっている場合、お客様と接客する作業があります。
ウエイトレスとして食事を運んだり、手作り商品の説明をしたりと、コミュニケーション能力をいかんなく発揮できます。
レジで商品を売買する作業を行います。実際にお金のやり取りを行うため、責任重大ですが、お客様の笑顔を見ると喜びも倍増です。
就労継続支援A型の仕事:その他さまざまな業務
就労継続支援A型の仕事内容−その他の業務①:清掃
ビルの共有部分やオフィス内から無人ATMなど、清掃業務を行います。基本的には3,4人でチームを組んで作業を行います。テキパキと清掃するきれい好きな人に向いています。
就労継続支援A型の仕事内容−その他の業務②:ベッドメイキング
ホステルなどでは清掃業務と共にベッドメイキングの作業をする場合もあります。
一見難しそうですが、折り紙が得意な人ならコツをつかみやすい作業です。
就労継続支援A型の仕事内容−その他の業務③:小冊子の配布
街の情報誌を配布する業務を行います。受け取ってもらえたときの嬉しさは格別です。笑顔でハキハキと接するのが得意な人ならなおさらです。
すべての業務に共通するポイント
就労継続支援A型事業所の、いろいろな仕事内容をご紹介してきました。一見バラバラな仕事内容のように見えますが、すべての業務に共通するポイントがあります。
それは「前向きに働く」という点です。
デスクワークであっても、イヤイヤやっていたら効率はガックリと下がりますし、接客してるときも、お客さんにはあっさりと見抜かれます。
あなたが一番輝く仕事が見つかるように、焦らずじっくりと探しましょう。