SNSマーケティング

SNSのフォロワー、登録者購入は絶対NG!よくない結果につながります

小嶋翔

ビジネスをはじめたい人にとって、YouTueやTwitter、Instagram等のSNSは欠かせない存在です。

しかし、立ち上げ当初はなかなか大変なもの。

思ったようにフォロワーや登録者が増えず、しばしば悩まされることとなります。そのような状況の中でも、絶対にやってはいけないことがあります。

それが、登録者や視聴回数、フォロワー等SNSに関連した数字を「購入」することです。

なぜいけないのか、この記事で具体的に理由を解説していきます。

SNSのフォロワー、登録者購入は絶対NG!よくない結果につながります

フォロワーや登録者の購入がNGな理由

一部の例外を除き、登録者の購入は決しておすすめできる方法ではありません。

それは、以下のような理由があるからです。

ほとんどのSNSは購入を禁止している

YouTubeに限らず、TwitterやInstagram、その他現在よく知られているSNSのほとんどは、フォロワー等を購入して増やすことを明確に禁止しています。

たとえば、YouTubeを運営するGoogleの場合、そのガイドラインにて以下のように説明しています。

自動システムを使用して、または何の疑いも持たない視聴者に動画を示して、視聴回数、高評価数、コメント数、その他の統計数を人為的に増やそうとする行為は、YouTube では許可されていません。また、エンゲージメント(視聴回数、高評価数、コメントなど)を得るためだけに視聴者を呼び込むコンテンツは禁止されています。

https://support.google.com/youtube/answer/3399767?hl=ja

ここで記載のある「人為的に増やそうとする行為」の中には、第三者からの購入も含まれています。

なぜ禁止されているのか

なぜ、購入がここまで厳しく禁止されているのか。

それは、良質なコンテンツが発信できる環境を維持できるかという問題に関わっているからです。登録者数や視聴回数、「いいね!」の購入が自由であった場合、費用さえかければ動画の内容に関係なく数字を増やすことができてしまいます。

極論を言えば、たとえば真っ黒な画面が映っているだけの動画でも、再生数1万にできてしまうのです。

しかしそれでは、SNSの利用者に対して高品質なコンテンツを提供することができません。このようなコンテンツが蔓延すればSNSはつまらなくなり、利用者は減少してしまうでしょう。

そうならないよう、厳しいルールが定められているのです。

なぜこうしたものが販売されているのか

禁止されているにも関わらず、なぜ販売を行う業者が少なからず存在しているのでしょうか。

その理由は主にふたつあります。

まずひとつめは、SNSのルールに関して知識が不足しているユーザーを対象としているからです。たとえクレームによって販売停止措置を受けたとしても、彼らは複数のサイトで販売を行っているため、それほど大きなダメージにはなりません。

そしてもうひとつは、短期的に利益を稼ぎたいユーザーも対象としているから。

そうしたユーザーはルールを知りながら、一瞬の内に数字を伸ばすことを必要としています。理由としては「顧客に数字のすごさアピールして即自的に契約を済ませたい」「スピーディに収益化基準を見たし、ペナルティを受けるまでにできるかぎり広告収入を稼ぎたい」といったようなことが考えられます。

このような利益の獲得方法は非常に難易度が高く、何よりモラル的に褒められたものではないので、あまりおすすめできません。

フォロワーや登録者購入による3つのデメリット

知らずにせよ知っていたにせよ、SNSに関連した数字の購入は非常に危うい行為です。さまざまな形でのデメリットを被ることとなります。

運営からペナルティを受ける

現在、各SNSの運営はこうした購入行為に対して、かなり厳しい取り締まりを行っています。数字の推移に不審な点があれば、すぐさまペナルティを受けてしまうでしょう。

ペナルティの内容はSNSにも寄りますが、アカウントの一時凍結や削除等。最悪、多数投稿していたアカウントが一晩で消えるという大損害を被るおそれもあります。

アカウントの評価が下がる

もし購入が運営側にバレなかったとしても、それでよいというわけではありません。ひとつの数字だけを急上昇させると、その煽りを受ける数字が必ずあるからです。

たとえばYouTubeにて視聴回数を購入した場合、それ自体は大幅に増加しますが、逆に「再生維持率」等が減少するおそれがあります。

突然現れた不明なアカウントによって一瞬だけ動画が再生するということが短時間の内に繰り返されたため、「どれだけ長く再生されたか」を測る数値が極端に低くなった、ということです。

このような場合、YouTube側からは「多くの人が見てるけどすぐ止めている、価値のない動画」と低評価され、上位表示を狙うことが難しくなってしまいます。

数字が維持され続けるとは限らない

それに加え、購入した数字が突然減少することも考えられます。

たとえば登録者数やフォロワーを購入した場合、その直後はほぼ間違いなく高い数字を維持できるでしょう。しかし、それから少し時間が経てば、そういった数字が急激に減少する場合があるのです。

数字を増やすために作られたアカウントが、運営によって大量削除をされたこと等がその原因です。そのようなことが起これば、購入のための費用すら無駄になってしまいます。

フォロワー購入に頼らずSNSを成長させる方法

こうした手法は正攻法とは言えず、無視できないデメリットを孕んでいます。アカウント削除等のリスクを避けたいのであれば、以下のような手法をとるべきでしょう。

コンテンツ力を高める

先述した通り、数字の購入を運営側が禁止するのは、価値のないコンテンツの不当な台頭を防ぐためです。

逆に言えば、読む価値のある、見ていて面白い、ためになるようなコンテンツを運営は望んでいます

ついつい見てしまうエンタメ性の高いもの、情報を学べるHowTo的なもの等を継続的に投稿していけば、偽りでない本当の数字を獲得することができるでしょう。

広告を利用してのブランディング

とは言え、最近はどこのSNSも競争が激化しています。いくら良質なコンテンツであろうと、そのまま埋もれてしまうこともしばしばです。

そこで有効活用したいのが、各SNSで用意されている広告システムです。

広告と聞くと、サービスを購入させるために行うものというイメージが強いかもしれませんが、実はブランディングにもかなり役立ちます。広告によって多くのユーザーの注目を集めることができれば、安全に数字を伸ばすことができるでしょう。

広告には費用がかかりますが、購入のデメリットを考えれば無駄になる可能性は低いです。

リスクをしっかり把握して行動しよう

少し調べるだけでも、かなりの業者によってフォロワー数やいいね数が販売されています。

特に法律に違反しているというわけではありませんが、そのリスクは決して無視できるものではありません。

長期的にSNSを成長させていきたいのであれば、とるべき方法ではないと言えるでしょう。

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アウロンパートナーズのYUKOです。
社会人3年目の25歳になります♬
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