ITが主流となっている現代で「Webマーケティング」という言葉を聞いたことある人は多いと思います。しかし、それがなんなのかを聞くと、答えに戸惑う人は少なくないでしょう。

 会社に勤めている方やビジネスをしている方、こういった全ての方にとってWebマーケティングを知ることはもはや必須条件になってきます。この記事では、Webマーケティングの目的や手法、重要な理由について解説していきます。

Webマーケティングの概要

 そもそもWebマーケティングとはなんでしょうか?

 簡単に言えば、Webを使ったマーケティングのことを言います。マーケティングはご存知の通り、ある製品・サービスを販売するときに、消費者の心理等に基づいて、どうすればその製品・サービスが売れやすくなるかをプロセスにしたものです。

 そのマーケティングがWebを通して行われることをWebマーケティングといいます。具体例を挙げると、あなたがインターネット上で商品を売ろうと思ったときに、どうすれば顧客があなたの商品に辿り着けるか、また、どうすればその商品に興味を持ってもらえるかを分析していくものです。

 Webマーケティングはただ、画像・映像で広告を流すのではなく、インフラやテクノロジー、コンテンツをどのように活用していくかを考えなくてはいけないので、非常に奥深いのです。

Webマーケティングが重要な理由

 現在、日本国内で多くの人がWebを利用しているというデータがあります。経済産業省が発表したデータによると、2016年の国内消費者向け電子商取引の市場規模は、約15兆円まで成長しています。

 ITというのは、止まることがなく成長し続ける産業であるため、今のうちにWebを通じたビジネス、とりわけマーケティングをしていくことが重要になってきます。

Webマーケティングの目的

 Webマーケティングの目的は、一般的なマーケティングと同じで、ユーザーを購入まで至らせ、売り上げを向上させることが目的です。

 そもそも売り上げを向上させるのに必要な4つの項目はご存知ですか?

1.集客数UP
2.接客による売上向上
3.リピーター(再来訪者)の獲得
4.効果測定による改善策の実施

 集客をして、接客をして、リピーターを獲得するという、ビジネスの基礎となる部分を、Webを通して徹底し、それが上手く機能しているかを確認するために、効果測定をすることが必要です。

集客におけるWebマーケティングの手法

 Webマーケティングにおいて、ユーザーをWebサイトといったプラットフォームに集客する方法は3つあります。

検索エンジンからの集客

 Yahoo!やGoogleのような検索エンジンから集客するには「SEO対策」や「リスティング広告」を活用します。

 「SEO対策」とは、検索エンジンを通して、自社の顧客になりそうな人が来てくれるように、Webサイトやコンテンツを調整する手法のことです。

 「リスティング広告」は、ユーザーが検索したキーワードに関連して掲載される広告のことをいいます。例えば、ある人が「エステ」と検索したときに、訪れWebサイトに「エステ」関連の広告が流れてくるといったものです。

広告からの集客

 Web上では様々な広告を使った集客方法がありますが、一番使われる手法は「アフィリエイト広告」です。

 「アフィリエイト広告」とは、成果報酬型広告とも言われています。通常の広告は、掲載すること自体に広告費がかかってきますが、アフィリエイト広告の場合は、ユーザーが掲載された広告から商品・サービスを購入した際に、広告費がかかるものです。掲載だけでは費用がかからないため、広告費削減として近年注目を集めています。

 自分の商品に対して、自分でアフィリエイト広告を掲載するという賢い方法もあるので、機会がある方は是非参考にしてみてください。

SNSからの集客

 SNS集客はWebマーケティングの中で一番やりやすく、SNSマーケティングという言葉があるほど一番注目されている集客方法です。

 具体的には、TwitterやInstagram上で、ユーザーが興味を持ちそうな投稿をしながら、商品・サービスの購買につなげるというようにマーケティングしていきます。

集客後の接客におけるWebマーケティングの手法

 Webマーケティングにおいて、顧客を接客する手法は2つあります。

ランディングページの最適化

 ランディングページとは、ユーザーが訪れたWebサイトに掲載されている広告から飛んだ販売促進用のWebサイトのことをいいます。ランディングページの作り方や商品・サービスの魅せ方によって、ユーザーが購入するか否かが決まってくるので、ここでの最適化が実際の売り上げにつながってきます。

入力フォームの最適化

 実際に購入したいと思ったユーザーは、個人情報などをフォームに入力します。ここで、入力する情報が多かったりすると、ユーザーは面倒に感じて、買い物かごに商品を入れたまま満足して放置してしまうといったケースがあります。皆さんも経験がるのではないでしょうか?

 それを防止するために、入力フォームの最適化をする必要があります。例えば、郵便番号を入力すると、住所が自動的に反映されるシステムや、「今なら送料無料!」などのキャンペーン情報を記載しておくなどの工夫が鍵となってきます。

リピーター獲得におけるWebマーケティング手法

 商品・サービスを購入してくれたユーザーをリピーターにする手法も2つあります。

リターゲティング広告

 リターゲティング広告は、ユーザーが一度商品ページから離脱しても、購入した商品に関する広告を出し続ける手法をリターゲティング広告といいます。一見するとしつこい営業のように見えますが、多くの企業が導入していて、成約につながりやすい広告手法なのです。

メールマーケティング

 メールマーケティングは、一度購入した商品・サービスに関する情報を、メールを通じて発信する手法です。皆さんも、以前購入した商品に関連したメールが送られてきたことがあるかと思いますが、まさにそれです。

 ただし、最近はメールを使う人が少なくなってきているので、LINEなどのコミュニケーションツールを使って情報を発信する方が主流になってきています。

効果測定におけるWebマーケティング手法

 最後に、ここまでご紹介したWebマーケティング手法の効果を測定する方法についてご紹介します。販売促進のためにやってきた手法に効果がなかったら、また0から新たな施策を考えなくてはけないという非常に面倒なことが起こらないために、定期的に効果測定をし、調整していくことが重要です。

 効果測定方法としてやるべきことは「アクセス解析」です。アクセス解析は、自分のWebサイトやランディングページ、商品・サービスにどの程度のユーザーがアクセスしているかを測る指標です。アクセス解析ツールは、GoogleアナリティクスやYahoo! JAPANアクセス解析を使うことをオススメします。

 アクセス解析からわかるデータをもとに、なぜこのような数字になったかという分析をし、PDCA(計画→実行→評価→改善)を繰り返していくことが欠かせません。

まとめ

 これまで、Webマーケティングの目的と重要性、細かい手法をご紹介してきましたが、Webマーケティングを知っておくことは、英語のスキルを身につけることと同じくらい大事なことです。

 ここでご紹介したWebマーケティングに関する手法は、基礎的なものであり、応用していくと実に数十種類もの手法が出てきます。Webマーケティングには限界がなく、奥深いものであると思っております。この記事が、皆さんのWebマーケッターとしても第一歩につながるものとなれば幸いです。